こだわりのサンドウィッチカフェ「ラ・レクレ」

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(写真は パニーニ・請求書を差し出す黄金の手・エスプレッソマシーン・ハイセンスなオーナー親子)

当園のフリルアイスを毎週注文してくださるパンセ ラ・レクレさん。実はこのお店、愛知県春日井市にあります。この夏も常温で鮮度を維持したままお届けすることができました。なぜ遠い当園のフリルアイスを注文し続けてくださるのか、先日飛び込みでお店に伺ってお話を聞かせていただきました。

素敵なエントランスを見てもう既にワクワクします。シンプルで機能的なインテリは清潔感に溢れています。西洋骨董のテーブルからは機能美と本物の質感が心地良く伝わってきます。

パニーニのパンは少し甘みがあって味が深く具材とよく合います。パン好きが高じてサンドウィッチカフェを始めるようになったと話すオーナーのこだわりは半端でなく、フランスからパン職人を呼ぼうと思っていたとか。しかしそもそも水から違うと思い直し、今は成型した生地をフランスから輸入して焼いているそうです。メニューの何処にもそんなことは書いてありませんが、レクレさんのパンはフランス製 fabrique en France なんですね。

ともかく全てにこだわりを持たれているオーナーはファッションにもそれが表れていますが、それもそのはずカフェのお隣ではブティックも経営されています。

そんなオーナーがこだわって探し続けてくださったのがパンに挟むレタス、葉っぱの先までシャキシャキ感のある最高のレタスを探し続けていたそうです。そして当園のフリルアイスに「やっとたどり着きました」と言っていただきました。

そのレクレさんのこだわりのおかげで私たちも頑張ることができました。毎週オーダーしていただくので、先ずは一年中、夏も栽培し続けなくてなりません。レタスは暑さに非常に弱いので温暖地では普通夏は作りません。しかしウチのフリルアイスはウチしかを作れないのだからと、いろいろ工夫しながら真夏も作り続けました。

そしてもう一つの課題は輸送コストです。クールだと輸送費が高くなりすぎてビジネスとして成立しません。しかし常識で考えたら、「夏にレタスを常温で送るなんてあり得ない!」と言われます。非常識な試行錯誤を繰り返しました。「レタスが植わったままの状態(と同じ)なら送れるのではないか」そして野菜を眠らせたまま輸送する方法を考えました。最初は恐々でした。「もし鮮度が悪くなっていたら直ぐにクール便で新しいものを送りますから」と真夏の常温輸送にチャレンジしました。そして今年の猛暑をクリアしました。レタスはトラックの中で眠ったまま輸送されます。畑に植っていた時の新鮮な状態で眠ってしまったレタスを常温で送れるようになりました。この成功はレクレさんのこだわりとのコラボの結果と感謝しています。

最近、こだわりレストランさんとのお取引が増えて来ました。弊園のレタスやルッコラやパクチーでなくてはメニューができないと言っていただくと、何とか一年中良い状態の野菜を作り続けなくてはと思います。そして同時に野菜(食材)はこだわりの料理人の手にかかってこそ生かされるものだとつくづく感じます。